
Art consultant: ART FRONT GALLERY 他
画家、増田洋一郎のウェブサイトです。
国内外のラグジュアリーホテルに作品を提供しております。
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Commissioned Works
ホテル グランヴィア 広島 サウスゲート
HOTEL GRANVIA HIROSHIMA SOUTH GATE
2025

「Ever Changing」
古来から旅人が目にしてきた"しまなみ・やまなみ"の情景を思い描き制作しました。
街道から見る山と空、海道の水と島々の風景は常にそこにありながらも絶えず変わり続け同じではありません。
変化し続ける風景、雲切れや水面の揺ら ぎを、その輪郭を横線で描くことで表現しました。
窓からの眺めと本作がリンクし、変わりゆく景色を旅の記憶に留めて欲しいという思いで制作しました。
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「静穏-Seion-」
"変化"を表現した「Ever Changing」と対になる"凪"の作品です。
瀬戸内海を詠った和歌からのインスピレーションで描きました。
それらの歌には大切な誰かへの想いや、自然の姿に我が身を投影する感性が見て取れます。
歌人が眺めたであろう内海の穏やかさと島々の織りなす風景を思い、私は余白のような静けさを感じ絵にしました。
客室で過ごす時間が、瀬戸内海にたゆたうように穏やかで くつろいだものになることを願っています。
lyf渋谷東京
lyf Shibuya Tokyo
2025

「X ING (クロッシング)」
3点1組
渋谷のスクランブル交差点を題材にして制作。
東京カルチャーの発信地である渋谷。
人々は駅前のスクランブル交差点を渡り渋谷の街に入っていく。
クロスするゼブラゾーンは渋谷の街を象徴している。
無数に行き交う人の流れが織り重なってできる幾何学模様。それはラビリンスのように入り組んでいて、カレイドスコープを覗いたように天地の区別がない無限空間に見える。街が人を呼び個々人の集積が街を深化させる、白黒のアブストラクションを描いた。
横断歩道から着想した長方形、ラインの構成は
尾形光琳の「八橋蒔絵硯箱」と「八橋図屏風」からインスピレーションを得ている。
特に「硯箱」は、正面と側面を橋で繋げる構成を参考にした。
設置場所の通路幅は広くないため、斜めから絵を見た際に密度が上がるようにラインを配した。ラインがパースを作り、ある部分は歪み掠れ遠近感を崩し、またある部分は奥行きを作って目の錯覚で立体的に見える部分もある。
側面は左右で描写を変え、設置場所を通る"行きと帰り"で見え方が違う。一方は漫画の集中線から着想したラインを入れた。消失点の高さが徐々に変わるようになっており、3点が連作として繋がって見えるよう工夫した。



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グランダ水前寺 (ベネッセ スタイルケア)
Medical•Rehabilitation Home Granda Suizenji
Kumamoto, Japan 2024

Prelude

The edge of the light -青海波-

The edge of the light -Rose-

Wavering boundaries
「私は太陽よりも月が気になる。
本シリーズは 楽曲「FLY ME TO THE MOON」からのインスピレーション。
私は長い間、歌詞の“in other words( 言い換えるとね...)” を “in other world (別世界)” に聞き間違えていた。
この絵は月明かりが輝く水面を表している。
私が歌詞を間違ったことで出来たイメージ、まるで“別世界” のような月明かりの風景を描いた。」
色彩が日々の生活に明るさをもたらし 鮮やかなアクセントになればという思いで制作しました。
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