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Art consultant: ART FRONT GALLERY 他
 
​画家、増田洋一郎のウェブサイトです。
国内外のラグジュアリーホテルに作品を提供しております。
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Commissioned Works

​lyf渋谷東京
lyf Shibuya Tokyo
2025
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​「X ING (クロッシング)
3点1組

渋谷のスクランブル交差点を題材にして制作。

東京カルチャーの発信地である渋谷。
人々は駅前のスクランブル交差点を渡り渋谷の街に入っていく。
クロスするゼブラゾーンは渋谷の街を象徴している。
無数に行き交う人の流れが織り重なってできる幾何学模様。それはラビリンスのように入り組んでいて、カレイドスコープを覗いたように天地の区別がない無限空間に見える。街が人を呼び個々人の集積が街を深化させる、白黒のアブストラクションを描いた。

 

横断歩道から着想した長方形、ラインの構成は
尾形光琳の「八橋蒔絵硯箱」と「八橋図屏風」からインスピレーションを得ている。
特に「硯箱」は、正面と側面を橋で繋げる構成を参考にした。
設置場所の通路幅は広くないため、斜めから絵を見た際に密度が上がるようにラインを配した。ラインがパースを作り、ある部分は歪み掠れ遠近感を崩し、またある部分は奥行きを作って目の錯覚で立体的に見える部分もある。
側面は左右で描写を変え、設置場所を通る"行きと帰り"で見え方が違う。
一方は漫画の集中線から着想したラインを入れた。消失点の高さが徐々に変わるようになっており、3点が連作として繋がって見えるよう工夫した。
 

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Details

​グランダ水前寺 (ベネッセ スタイルケア)
Medical•Rehabilitation Home Granda Suizenji
Kumamoto, Japan  2024
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Prelude
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The edge of the light -青海波-
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The edge of the light -Rose-
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Wavering boundaries

「私は太陽よりも月が気になる。
本シリーズは 楽曲「FLY ME TO THE MOON」からのインスピレーション。
私は長い間、歌詞の“in other words( 言い換えるとね...)” を “in other world (別世界)” に聞き間違えていた。
この絵は月明かりが輝く水面を表している。
私が歌詞を間違ったことで出来たイメージ、まるで“別世界” のような月明かりの風景を描いた。」

色彩が日々の生活に明るさをもたらし 鮮やかなアクセントになればという思いで制作しました

Details

​ザ・サウザンド京都
京都府(2019)
THE THOUSAND KYOTO
Kyoto,Japan
2F
SCALAE(Italian)

千年の都  京都を見てきた鴨川(賀茂川)に架かる橋を表現。

​左の空間の曲線は時の経過であり、

欄干のようでもある。

右の構造物は擬宝珠、親柱を抽象的に

表したもの。

下部の水面は、京都の織物・染め物をイメージし、柄のように描いた。

​「Bridge over the Millenium city」
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B1F
Elevator hall in front of FITNESS
「Eternal flow」

悠久の時の流れと、鴨川(賀茂川)の水の流れからのインスピレーション。

京都の歴史と共に 時を経て流れ続ける川を、幾層にも重ねたディープ・ブルーで表現した。

​流線状の凹凸で川面を描いている。

​ウェスティン ホテル横浜
神奈川県(2022)
The Westin Yokohama
Kanagawa,Japan
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Eternal flow [Cut out] Wave
ムーヴ.jpg
Eternal flow [Cut out] Movement
details
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ディテール03.jpg
ディテール01.jpg
​ウェスティン ホテル仙台
宮城県(2010)
The Westin Sendai
Miyagi,Japan
Flashing Darkness
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109シネマズ プレミアム新宿
歌舞伎町タワー
東京都(2023)

こちらのシアター音響は、

坂本龍一さんが監修されています。

私は音響を聴き、インスピレーションを得て

今回の作品(4点1組)を制作しました。​

人が森の中を歩いているような音に、

柔らかい電子音がオーバーラップしている音楽。

光りを受けた空気の温かさや川面の反射、

樹々が生きているという事、

それらを人間が感受している

森の奥へと入る内に、人と自然が一体化するような感覚を絵にしました。​

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映画館で配布されている

「109 CINEMAS STYLE BOOK」に

掲載されています。

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パークホームズ湘南辻堂  神奈川県(2022)

マンション共用部に作品を納めました。

イメージは茅ヶ崎,辻堂の青い空と海の色、白い雲と風、太陽の光です。グリーンは陸地でもあり、

海の深さでもあります。

ナチュラルで明るい空間のアクセントになるよう

ウルトラマリンを用いた濃いブルー で絵を締めました。

​龍神図

​都内オフィス 

龍神図を描くにあたりイメージしたのは京都のお寺の天井画の龍です。
私は以前から龍の絵を描きたいと思っておりました。 その龍は欧米の伝説に出てくるようなドラゴンではなく東洋的なものです。
京都 建仁寺の天井画の龍は度々見に行き、私以外の人がいなくなってから暫く寝転がって見ていたほど、 思い入れのある絵です。そこで得た印象が今回の龍神図に投影されています。

外からふいに飛び入り何度か旋回した状況を想像しメビウスの輪のようにうねっています。 龍はもともと、蛇が脱皮をすることから不死の存在としての意味を持ちます。 龍の体の円環でそれを表現しています。

体が落とす影で手前 奥の空間を描きました。